この時期は、骨折や捻挫、スポーツ障害など「ケガや故障」で、「もうすぐ大会だから何とかしてくれ!」、と僕のところに駆け込む方も増える時期。
ケガや故障で今までの練習の成果を発揮できないというのは本当に選手としては悔しいものです。
あまりネット上にこういうことは書いたらまずいわけですが、お困りの方もいるでしょうから、チラッと書いておきます。
例えば大会1ヶ月前に骨折をしたとしましょう。病院では「大会には間に合いません」と言われたとします。
普通に考えれば、1ヶ月前に骨折してしまえばどの部位を骨折したとしても、大会にはほぼ出られません。というのも、仮に1ヶ月後に通常の生活に戻れてたとしても、1ヶ月間スポーツから離れていたというのは、当然練習していないわけですからパフォーマンス的には期待できません。
筋力はかなり低下していますから、まずは体力的に元の状態に戻しパフォーマンスレベルを戻すのに通常の生活ができるようになってからもしばらく時間はかかります。
よって、大会1ヶ月前の骨折はほぼ絶望的なわけですが、それはあくまで病院側の見解。
実際は骨の再生、治癒力はかなり個人差があるのは確かで、病院側はその個人差までは見てはいません(当たり前ですが)。
この部位のこれくらいの骨折であればマニュアル的には全治どんだけと、診断します。
それがいけないわけでもありませんし、万が一を考えて安静期間を長くしておいた方がいろんな意味で無難ですから、病院で言われた通りにするのも1つの選択肢なわけですが、実際は最初に書いたように、「そんなに待てない!何とかもっと早く治癒させる方法はないのか!」と、追求されて僕のところに駆け込まれる方もいますから、そういった現実が少なからずあるわけですから、その方法を追求しなければなりません。
ということで、骨折、ヒビ、を早く治癒させて少しでも復帰を早める方法を書いておきます。
と言っても皆さんやれてないだけでやることは至って簡単です。
牛乳飲む。なんて意見もありますが、牛乳で骨が回復したり強くなったりするなんてことはありません(笑)。
辛うじて牛乳が骨を成長させることはあるかもしれませんが、大きくしたり成長させることと強くすることは違いますから、強くはしません。
牛乳否定論が近年表に出てはきましたが、まだまだ牛乳が何となく骨を強くするんじゃないかと、牛乳=骨、という認識を持ってる方は多いので書いておきます。
が、牛乳について話出すと、牛乳マニアなんでかなり長引きますので省きますが、少なくとも骨折したら、早く治癒させたいと、牛乳をいつもより多く飲む人もいるかもしれませんから、全く牛乳と骨の回復、強化は関係ありませんから、一応書いておきます。
長くなるので続きは次回にします。
骨折、ヒビを早く治す方法です。