2017年09月28日

身体の連動性の大切さ!

先日、僕がピッチャーをやっている草野球チームのリーグの試合がありました。いつも通り投げるわけですが、5イニング投げて三振9つ、ノーヒットで抑えました。しかし、大乱調で四球7つの暴投2、内野エラー2つ(四球が多いと野手は守りにくくなりエラーもしやすいので今回の内野エラーはある意味ピッチャーの僕のせいでもある)で失点2というチームメートには大変申し訳ないピッチングでした。

野球に詳しくない方も読んでみてほしいのですが、実はこの試合、左臀部(お尻)、太もも前面に軽い痛みと違和感がありました。当然投げられないほどの痛みではないので、痛みを我慢し無理して投げていたわけではありません。

さて、この臀部の痛みは2週間ほど前からありました。理由は海で遊んでいた時に痛めたもので、痛みは直ぐにひきましたが、違和感は残りました。日常生活は全く問題ないものの、トレーニングをすると違和感が強く出ていました。そんなある日、トレーニング中に全力疾走をしたら、太もも前面に強い痛みが走りました。

これは完全なる二次被害というやつで、臀部が完全に治っていない状態でトレーニングをしていたので、その負担分を背負った太もも前面が悲鳴をあげたということです。

全力疾走をするときの後ろから前に足を出す時に太もも前面が痛みますが、それ以外は問題なく、投球には痛みによる支障ありません。

何故臀部から太もも前面の痛みが二次被害かという細かい理屈の説明は省略しますが、一応簡単な説明だけしておくと、臀部は基本的に体重を支えていますが、この支えが不安定な状態で全力疾走をすると、しっかり着地をしその勢いを止めずに脚を前に運ぶという全力疾走をする上での「身体の連動性」が損なわれます。すると、一歩一歩を太もも前面の力で脚を前に運ばなければならず、とても負担になります。

止まっているものを動かすには大きなパワーが必要ですが(筋力)、一度動き出したものは、その流れに沿えば、大きな力は要らなくなります。

全力疾走という一つの動きの流れの中で、体重を支えるという機能が発揮できなければ、先ほど書いたように、着地で一つの流れが止まってしまい、そこから脚を前に出すために改めて大きな力が必要になってしまいます。その脚を前に出すという力が太もも前面の大腿四頭筋ですので、この痛みは臀部の機能が損なわれたために現れる二次被害だと分かると同時に、臀部の違和感が無くなり、しっかりと治さないと、太ももの痛みは再現されるということも分かります。


といことで話を戻しますが、野球のピッチャーというのは、右投げならばまずは左足を挙げて右足に体重を乗せ、一気にその体重を左足に移し、溜めた下半身の力を肩を介し指先まで伝えボールの勢いを高めます。

つまり、右足に溜めた力をロスなくしっかりと左足で支えなければ、良い球は投げられません。

この理屈を実感するために臀部の違和感を残したまま練習をしていましたが、思った通り左足の踏ん張りが毎回毎回安定せず、踏ん張りきれず、結果リリース位置が定まらず、コントロールが明らかに定まりませんし(特に変化球は顕著でした)、球威がありません。所謂上半身主導の「手投げ」というやつです。


おまけに太もも前面の痛みによる動きの制限と精神的な恐怖心があり、より左足が昨日しませんから、手投げを助長します。この状態ではいくら練習しても悪いフォームが癖になるため、臀部の違和感を治し、完治させるのが優先となります。

結果、今回の試合は、いくらフォームの修正をかけようと意識してもそもそも左の足の踏ん張りが練習できていないわけですから修正できるはずもなく、全くコントロールが定まらない大乱調でした。

ただ、たまにストレートの切れが良い球もあり、三振9つという結果とノーヒットでした(それなりのストレートがあれば、荒れてるピッチャーはなかなか打たれなかったりします)。四球が多かったため、球数も増え、5イニングで交代しましたが、いつもは7イニング投げきります。

ということで、スポーツ選手というのは、皆さん自分の身体に対して敏感になりますし、年齢を重ね、長くそのスポーツを愉しみたいのであれば、自分の身体に敏感でなければいけないと思います。

身体は常に連動し、助け合いながら様々な動きを可能にしている大前提をもっと強く意識して普段の生活、練習、トレーニングをしなければいけないと自ら今回強く実感しましたし、一度どこかを痛めてしまうと、なかなか肉体的にも気持ち的にも(また痛めたら嫌だという恐怖心)マイナスとなり、思ったようなパフォーマンスが発揮できなくなってしまいます。

そうならないためにも、「身体の連動性」を意識し、各スポーツに取り組んでほしいと思います。

因みに、一度痛めても、程度の問題はあれ、基本的には身体は回復します。何故痛めたのか、どうしたら痛めないのか、ここをしっかり追及できれば、むしろ故障をしてもよりパフォーマンスを高めることも可能です。

そして、筋トレやウエイトトレーニングなど、身体の連動性を無視した筋肉単体だけをみたトレーニングは、やはりやり過ぎると故障の原因や、故障率の増加を招くことも理解できます。バランスのとれた筋力としなやかな連動性、とても大切です。


タグ:連動性 身体
posted by やんたろう at 09:41 | Comment(0) | 治らない痛みの原因 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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