2017年01月04日

スポーツ選手のテーピングについて

案外プロのアスリートでも、イマイチ人体を理解せずに間違った練習方法やケアをされている方は多くいます。例えば「アイシング不要論」でも書きましたが、アイシングというのは本来やるやらないは抜きにして、必要性はないという結論に行き着くしかないのですが、そんな理屈は抜きで、練習後や試合後にアイシングをされる方は多くいます。

最近も元プロ野球選手(投手)と「アイシング」について話をしていたのですが、その方は今も理屈抜きで経験上アイシングは「必要」と言っていました(理屈がないので経験上としか言えず、その経験というのも、アイシングをするしないを明確に精査した経験ではなく、現役時、ずっとアイシングを続けていたため、やっていない時を経験していないため、偏った経験による結論)。

当然ながらアイシングを必要とする根拠は、筋肉の炎症状態を改善(対処)するため、となるわけですが、この根拠が筋が通らないものであり、人体の知識があればあるほど反論の余地がないことであることも以前書きました。

今回書くのは、アイシングではなく、テーピングについてです。

が、テーピングについてはいつものように「テーピング不要論」とはなりません。

よくスポーツ選手はテーピングをして練習や試合に臨んでいたりしますが、このテーピングも、全く無意味な巻き方をされている選手が沢山います(プラセボ効果しか望めない)。

テーピングというのはただ巻けば良い、ただ固定すれば良いわけでは当然ながらありません。

一般の選手が使っているテーピングは大きく分けて2種類あり、昔ながらの伸縮性のない固定用テーピングと、近年主流になってきた筋肉に近い伸縮性を持ったキネシオロジーテープになります。

僕が普段仕事で使うのはキネシオロジーテープで、最近はカラーバリエーションも豊富で、若い方にはよくブラックを使っていますが、色による効果の違いは勿論ありません(笑)。

今回は固定用テープについて書きますが、昔主流だった白色の伸縮性のないテーピングですが、これは痛めた関節組織を動かさないように関節固定させ、悪化を防ぐためのものですから、本来は固定して無理にスポーツを続けるためのものではありませんし、素人が下手に巻けば、血流が著しく阻害され治りを遅くしたり、間違った方向や角度で巻けば、より痛みを強くさせたりし、良かれと思ってやっても本末転倒になってしまうことがあります。

本来は症状に対して、細かくどの角度、方向で固定すると治りが早くなるか決まっていますから、知識があった方が当然良いです。が、何となくやらないよりやったほうが安心したり、良くなったような気がしたりするので、そういったプラセボ効果目的であるならば、いくら固定用とは言え、あまり強く巻かないようにするのが無難です。

さて問題は、というか書きたいのはキネシオテープについてですが、長くなりそうなので次回にするとして、最初に書いたように、スポーツの分野では未だにトップアスリートでも間違ったことをしていたり、イマイチよくわからずに何となくや、やったほうが良いかな的な理屈抜きの曖昧なことが沢山あり常識化されていたりします。

それはそれで良しとして、もっと理屈があっても良いし、僕にはスポーツ界全体があまりにもアバウトでいい加減過ぎると思いますし、実際にもっと故障予防、パフォーマンス向上はできますから、故障に悩む選手やストイックにプロを目指す選手、いつまでもスポーツを楽しみたいと思う方は、このブログを通して一歩世間一般常識よりも深く考えてはしいと思いますし、トレーナーや治療家、指導者の方々も、参考にされてほしいと思います(なかなか全ては書けませんが)。








posted by やんたろう at 19:10 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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