2017年02月13日

体幹と各関節の連動性

さて、「体幹の安定性」は即ち、インナーマッスルの強化と同義ということを前回書きましたが、そもそもインナーマッスルは様々な動きを行う中で、関節の動的安定性担っていますが、例えば、体幹ではないですが、肩関節の動的安定性を担っているのはローテーターカフと総称される4つの筋肉(インナーマッスル)で、このローテーターカフがスポーツを行う上でかかる肩関節への負担に耐えられれば、大胸筋や広背筋や三角筋といったアウターマッスルの機能を存分に発揮させ、パフォーマンス向上と故障予防を両立させます。

よって、インナーマッスルは大事だと一般的には言われているわけですが、ここまではそれなりに理解している選手もいますが、では、この4つの筋肉の総称であるローテーターカフのバランスは皆さん自分の状態を理解できているでしょうか?

そして、肩関節の安定性やスムーズな動きには肩甲骨の安定性、スムーズな連動が非常に大事になりますが、肩甲骨と肩関節の動きの連動を各スポーツに合わせて意識してトレーニングしているでしょうか?

もっと言えば、肩甲骨と肩関節の力を発揮するためには、頚椎や骨盤(体幹)との連動が大事になりますが、そこまで考えてトレーニングされているでしょうか?

これは大半の選手ができていません。(ウェイトトレーニングや筋トレはこの連動性を制限しています)

ピッチャーだからとボールを投げる動作ばかり繰り返し練習したり、そのために必要な筋肉ばかり単体でバリバリ鍛えても、それは本当は非効率です(無意味ではないですが、故障予防が成り立たない)。

投げるという動作を繰り返せば当然酷使される筋肉は限定され、肩関節や肘にかかるストレスは蓄積されます。

よって、如何に持っている力を十分に発揮しながら、肩、肘にかかるストレスを分散させるか、これも故障を防ぐためには必要な観点です。

パフォーマンス向上と故障しない身体を同時に得るためには、トレーニングでパフォーマンスを高め、ストレッチや柔軟体操で故障を予防するという分けて考えるのではなく、トレーニングしながら故障率を低下させるという両方を同時に得る思考が大切です。


如何に普段の練習、トレーニングを行いながら故障率を低下させるのか。

そのためには先ほど書いた「連動」を意識したトレーニングが必要になり、この連動を突き詰めていけば、必然と「体幹の安定」に嫌でも行き着き、この連動がスムーズに行えれば行えるほど、疲労、ストレスは分散され、故障の予防になり、尚且つ、力が逃げずに存分にパーフォーマンが発揮できます。

こういった連動性を意識せず、体幹は体幹、末端は末端と分けて考えトレーニングを行うことは非常にもったいないことです。

体幹部と末端部を如何に繋げて捉えトレーニングを行うか、このイメージがあるかないかはトレーニング効果を大きく変えます。

ただ走る、投げる、蹴る、という練習、ただこの筋肉を鍛えるというトレーニングではなく、各関節を連動させる意識、誰でもできますのでぜひイメージしてみて下さい。






タグ:体幹
posted by やんたろう at 14:07 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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