2016年01月21日

西洋スタイルと日本スタイル

後先考えずに勝手気ままに書いていますが、前回までの記事で、陸上選手向けにパフォーマンスを上げるために必要な練習方法とその心構え、メンタル面、食事の大切さを僕の価値観でざっくり書いてきました(あくまでざっくりです)。

実は一番大切なことをあえて書いていないのですが、それは陸上に限らずあらゆるスポーツに共通しているもっとも本質的なことのため、それを書く前に少し違う話(自分の話)をしてみます。

前にも少し書きましたが、僕は野球(投手)、ソフトボール(内野手)、サーフィン(15年)、マラソン、を今主にやっています。


平日は週に2回サーフィン(釣りもついでにやっちゃうけど)、週末は野球かソフトボール、後はたまにマラソン(主に冬)と、一般的にみれば運動マニアに思われますが、正直もっと野球もサーフィンもやりたくて仕方がないという典型的な遊び人です(女遊びじゃないから良しとしましょう)。

又、野球、陸上の個人指導を少々やっています(時間の兼ね合いもあり大々的にはやりたくてもやれないが)。

又、3児の父でもあり、息子達の空手の指導もしています(いつか最強の武道術を確立し道場を開きたいと密かに思っている)。

現代の空手道場はどこも基本的にはお遊びのため、空手道を名乗っても良いものなのかすら疑問だが、まぁそれは良しとして、元々古武道を少々やっていた僕は、療法家ということもあり、人体の全ての動きを解剖学で説明ができ、その扱いもできます(できなきゃ仕事にならないので)。

これは自慢話をしたいのではなく、古く日本では解剖学を軸としている西洋医学というものが伝わる以前から、ことごとく理に敵った動きを武道というもので体現していました。

頭で理解するのではなく身体で理解するという西洋スタイルが主になる今の日本的価値観ではなかったということ。そして、その凄さを理解できるのは、武道と解剖学の両方を理解した者だけということ。これらを言葉で説明するのには僕の文章力では難しいのですが、解剖学というものがなかった日本において、これほどの常人離れした身体の使いを習得し、残してきた日本人のポテンシャルの高さと並々ならぬ鍛練に耐える精神力は、今の日本人にはないのはどうしてかと。いや、ないのではなく、秘めているものが出しきれていないだけなのだろうかと、いつもそんなことを考えながら遊びも仕事もしてきました。


そもそも人間にはもっともの凄い力があるんじゃないだろうかと。


僕はあらゆる実験を自分の身体でやってきました。

何日寝なくても大丈夫か、何日食べなくても大丈夫か、その間運動能力はどうなるのか。

普通はやらないであろう実験をやってきました(他にもいろいろやりましたが)。

こういった「普通」ではない価値観を持って生活していると、現代というものに違和感を感じます。

その違和感の正体は、先程書いたように、西洋的価値観(如何に楽をするか)と、日本的価値観(楽をするのではなく自然と共存する)の両方が混ざっているために発生する問題。

例えば、重たい物を下から上に持ち上げる動作1つとっても、西洋的価値観では、如何に楽をするかが主にあるため、下半身の力を使わず、腰を丸めて(前屈)腰の力と腕の力だけでその重たい物を持ち上げます。が、日本的価値観では、腰を丸めるのではなく膝を曲げ、腰や腕の力に頼るのではなく、下半身を主とした体幹の力で持ち上げます。

どちらが腰を痛めるかは知識などなくても皆さんわかると思いますが、これは日本人だからわかることで、西洋スタイルが当たり前の方にはわかりません。

解剖学的に見ても、どちらが腰に負担かけるかは明白です(単体の筋肉に任せるか、全体の力を使うか)。

つまり、解剖学がなくとも日本的価値観を軸にすると、自然と理に敵った動きとなり、後々それを解剖学で照らし合わせると、全く一致するわけであります。

遠回りのようで実は一番合理的なのが日本的価値観です。

しかし、今の日本は全てにおいてほぼ西洋スタイル化しております。

先程の重たい物を持ち上げる動きを例に出しても、西洋的価値観では、これでは腰を痛めやすくなるから、予防のためには背筋と腕力を鍛える必要があると解釈し、対処しますが、日本的価値観では全く違います。
背筋や腕力を鍛えるのではなく、膝、足首の力を鍛えます。

そして、わざわざ時間を用意し筋力トレーニングをするのではなく、生活の中に取り入れてわざわざトレーニングをしなくても良いようにしていました。

これ、自分で言うのもなんですが、かなり凄いことを書いてます。

治療家の先生方はハッとするでしょう。中には「それは言うなよ!」と思われる方もいると思います(笑)。

この辺でやめときますが、一番合理的なのは日本的価値観ということですが、この価値観で世の中を見渡してみると、実に滑稽な現状が沢山目に入ってきます。

特にスポーツの世界では。医療もそうですがね。完全西洋スタイルなんで。

少し難しい話になりましたが、目先の結果論を追い求める西洋的価値観にがんじがらめになった人は、なかなかこのブログは最後まで読めないと思います。

ここまで読めた人はきっと日本的価値観に何かしら感じるものがあるのだと思います。

2つの価値観(考え方)が混迷しているので非常に難しい時代です。

それを文章のみで伝えるのは尚更です。

前回書いたように、自分の行動に対して最低限の理解はしたいものですね。




posted by やんたろう at 07:56 | Comment(0) | 人気、オススメ記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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